はじめ法律を学んだが、自然科学に進み、
レッジョ・
モデナ・
パヴィア各大学の教授をつとめた。
生物学に実験の必要なことを説き、呼吸、循環・再生などを実験的に研究、
両生類の人工受精にも成功した。また、
微生物の
自然発生説を否定したことでも知られている。また、
コウモリは目隠しをしても障害物をよけて飛行できるが、耳もふさいでしまうと飛び立つことすらできないことを実験で確認し、聴覚で周囲を「見て」いるのではないかという仮説を立てている。これが
超音波による
エコーロケーションであることが実証されるのは、超音波測定装置が発明される20世紀に入ってからである。
フランチェスコ・レディの実験により、ハエのような動物が自然発生しないことは証明されたが、
微生物が自然発生しないことは当時証明されていなかった。
1765年、スパランツァーニはフラスコに入れたスープを加熱殺菌し、フラスコの口を溶かして密封する実験を行い、微生物も自然発生しないことを確かめた。しかしこの実験では、密封したことにより発生できなくなっただけだとする
ニーダムの反論を招いた。これは後に、
パスツールの実験により確認され、生物の自然発生説は完全に否定された。